インプラントについて

インプラントについて

インプラント治療は、入れ歯・ブリッジに次いで、歯を失った場合にご案内する治療方法です。
インプラント治療は、顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込んで、人工の歯を装着し、天然歯に近い機能と見た目を取り戻すことができる治療です。インプラントは、歯を失ってももとのようにしっかり食べ物を咬みしめたい、という希望をお持ちの方におすすめの治療法です。

インプラントとは

インプラントと天然歯との一番大きな違いは、「歯根膜」です。
では、この「歯根膜」の役目とはいったいなんでしょうか?
これは歯科インプラント治療を行う上で、最も重要なポイントになりますので、皆様もこれから、歯科インプラントの治療を受けることがあれば、必ず担当医に、インプラント治療における、歯根膜の役目をどう考えるかを、お尋ねになるといいと思います。

私たち歯科インプラントの専門医は、歯根膜の役目でインプラント治療に関係するものは、次の2つと考えます。

1番目は、咬んだ時のクッションの役目。
2番目は、咬み方の調節機構。

1番目は、歯根膜は天然歯とそれを支える骨ととつなぐクッションの役目を果たし、咬んだときに、歯が50~100ミクロンくらい沈んで咬んだ力をやわらげる役目をします。車でいえば、サスペンションのような役目です。もし仮に車にサスペンションがないとしたらどうでしょう。道路の凸凹に応じて、車がガタガタ揺れて、乗り心地がよくありません。あんまりガタガタ揺れると、次からはお姉さんも、助手席に乗ってくれなくなります。困りますね。車がしっかり走るには、しっかりとしたサスペンションが必要ですね。天然歯には、この役目を果たす、「歯根膜」が初めから備わっているのです。

2番目は咬みかたの調節機構です。私たちは固いものは強く咬み、柔らかいものは弱く咬む、このような調節を無意識のうちに行っています。再度車で例にとると、スピードメーターのようなものでしょうか、例えば高速道路で運転していて、スピードメーターが時速200kmと表示されていると、アッといけないと思うのと同じようなものです。このように、「歯根膜」は無意識のうちに、咬む力を調節するための、感覚受容器として働いています。

このような大切な働きがないので、歯科インプラントは、天然歯と同じではありません。

この違いにどう対処するか、明確な説明ができない歯医者さんは、歯科インプラントの専門医ではないでしょう。

インプラントはこんな人におすすめです

インプラント治療は、歯の外科手術です。受ける前にメリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。

インプラント治療がおすすめな人
  • 審美性も機能性も天然歯に近く、違和感が少ない
  • ブリッジのように他の歯を傷めることがない
  • 咬み合わせが安定している
  • 本数にかかわらず施術を受けられる
  • 定期的なケアで長期にわたって維持できる
インプラント治療がおすすめできない人
  • 外科手術が必要なので治療期間が長期にわたる
  • 高額な費用になりがち
  • 機能維持のために歯科医院での定期的な通院とメンテナンスメンテナンスが必要
  • 顎の状態や全身疾患の有無などによって適用できないことがある

初台 内藤歯科のインプラント治療

当院の院長は、インプラント研究の権威である「国際インプラント学会」に、世界基準の優秀なインプラント専門医の証明であると認められた「国際インプラント学会認定医」資格保持者です。インプラント治療においては、国際的認定を得た院長自らが、最新機器を使用して短時間かつ安全に手術を行います。

当院のインプラント治療の特徴

特徴①:インフォームドコンセントの徹底

特徴①:インフォームドコンセントの徹底

治療前にはしっかりとした説明を行い、十分な理解を得たうえで治療に進みます。歯科医師主導ではなく、患者様に合わせて治療を進めることによって、「納得の治療」につながりやすくなります。

特徴②:徹底された衛生管理での治療

特徴②:徹底された衛生管理での治療

インプラント治療では歯ぐきの切開をはじめとした外科手術が必要になるので、他の治療以上に厳格な衛生環境のもとで行わなければなりません。当院では器具の殺菌・消毒などを通して、衛生管理を抜かりなく行っております。

特徴③:歯科用CTを用いた安全な検査と施術

特徴③:歯科用CTを用いた安全な検査と施術

口腔内の状態を2次元のレントゲン写真のみで正確に把握するのは困難です。そこで当院では、1度の撮影で口腔内の3次元画像を得られるCTを採用。顎の骨の量や形、神経の位置までしっかり確認できるので、より精密なインプラント治療を実現しています。

当院のインプラント治療方法

当院のインプラント治療方法

インプラント治療では、顎の骨にドリルで穴を開けるところから始めます。当院では、CTを使用して、正確な角度と着地点になる穴を開けるための医療器具である「サージカルステント」を用いて施術いたします。

患者様の顎から採った石膏(せっこう)模型をもとに、ステント(マウスピース状のCT造影器具)を口腔内に入れてCT撮影し、データをインプラント専用の高精度解析ソフトで3次元化して、患者様の口腔内を立体的に再現します。実物に近い画像を見ながら治療計画を立てることで、顎に開ける穴の精度が格段に向上し、短時間で安心・安全なインプラント治療を行います。

顎の骨量が少ない場合に行う「ソケットリフト」と「GBR」

患者様によっては、インプラントに必要は顎の骨量が不足していることがあります。その場合、当院では、「ソケットリフト」または「GBR」の2種類の治療を行い、骨量を増やしてインプラントに必要な顎の厚みを確保した上でインプラント治療を行います。

ソケットリフト
  • ソケットリフトの治療イメージイラスト①
  • ソケットリフトのの治療イメージイラスト②
  • ソケットリフトのの治療イメージイラスト③?

上顎にインプラントを装着する場合に行います。骨補填剤を、インプラント用の穴から上顎の空洞である上顎洞(じょうがくどう)の底部を押し上げて隙間へ流し込み、骨量を増やします。

GBR
  • GBRの治療イメージイラスト①
  • GBRの治療イメージイラスト②
  • GBRの治療イメージイラスト③

人工の骨補てん材または自家骨(移植するために切りだした患者様ご自身の骨)を用いて骨の再生を促す治療法です。骨を再生させたい部分に「メンブレン」という特殊な膜を挿入し、骨より再生スピードが速い歯肉が侵入するのを防いで、骨の再生を促進します。インプラントの埋め込みと同時に行う場合もあります。

当院のインプラント治療の流れ

インプラント治療には「1回法」と「2回法」があります。

1回法

  • 1回法の治療イメージイラスト①
  • 1回法の治療イメージイラスト②
  • 1回法の治療イメージイラスト③
  • 1回法の治療イメージイラスト④
  • 1回法の治療イメージイラスト⑤

インプラントとアバットメント(インプラントと人工歯を接続する部分)の装着を一度で行ってしまう施術法です。歯ぐきを切開し、顎の骨に穴を開けてインプラントとアバットメント(インプラントと人工歯を接続する部分)をはめ込んだら、アバットメントが露出した状態で縫合します。

外科手術が1回で終わるため、患者様の負担が少ないというメリットがある反面、アバットメントが露出した状態で3~6ヶ月過ごすため、細菌感染するおそれがある、完全に結合しないうちに力がかかると骨に悪影響を及ぼす、というデメリットもあります。

2回法

  • 2回法の治療イメージイラスト①
  • 2回法の治療イメージイラスト②
  • 2回法の治療イメージイラスト③
  • 2回法の治療イメージイラスト④
  • 2回法の治療イメージイラスト⑤
  • 2回法の治療イメージイラスト⑥

インプラントとアバットメントを分けて装着する方法です。インプラントだけをはめ込んで、骨と結合したことを確認した上で、アバットメントと人工歯を装着します。骨量が少なく、ソケットリフトなどの治療が必要とされた患者様に、細菌感染のリスクを減らすために行うことがあります。外科手術が2回必要です。

PICK UP
国際インプラント学会認定医におまかせください
PICK UP 国際インプラント学会認定医におまかせください

PICK UP 国際インプラント学会認定医におまかせください

当院でインプラント治療を担当する院長は、インプラント治療の国際的学会組織である「ICOI(国際インプラント学会)」の認定医です。世界基準の技術と知識を持つ優秀なインプラント専門医であることが認められました。世界各国から集まった1,200名余のインプラント専門医に、インプラント手術についての学会発表を行った実績もございます。患者様には今後も、世界基準の最先端インプラント治療を行ってまいります。

診療メニュー

「すべては患者様のために・・・」
初台駅から徒歩1分の初台 内藤歯科では患者様一人ひとりに付きそい、治療のお手伝いをさせていただきます。
歯科・歯医者が苦手な方でも治療を受けていただけるよう配慮しますので安心してご来院ください。

初台 内藤歯科を受診される患者様へ
お電話でお問い合わせされる前にご確認ください