みんな苦手な歯医者さん・どんなときに行きますか?
監修者情報
- 国際インプラント学会認定医
- 国際口腔インプラント学会
- 顎咬合学会認定医など
はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。
歯医者さんといえばキーンと響く音にガリガリ伝わる振動が苦手、という人も多くいるでしょう。一生虫歯と無縁でいられればよいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。虫歯は予防することが大切ですが、子供のころ学校で受けていた歯科検診も大人になってすっかりご無沙汰、という人も多いのではないでしょうか。そこで、皆さんはいったいどんなときに歯医者に行くのか、アンケートをとって調べてみました。
【質問】
歯医者に行くタイミングはどんなタイミングですか?
【回答数】
定期的に通っている:33
冷たいものがしみたり違和感を覚えた時:7
歯が痛いと感じた時:53
歯の一部が黒くなっているのに気づいた時:7
やむを得ないときだけ仕方なく行くという人が多数
アンケートで最も多かった回答は「歯が痛いと感じた時」で、半数を超える結果となりました。
・歯医者は怖いのでできるだけ行きたくない。どうしても行かなければ仕方ないときにだけ行く。(30代/男性/正社員)
・痛みを感じる前なら様子をみてしまうけれど、痛みだしたらもう、治療を受けるしかないと観念するので。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・定期的に通うべきなのでしょうが、歯医者が嫌いなので口腔ケアには気を付けており不都合が生じたときに通います。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・歯の痛みを感じた時に通っています。行きだすとしばらくは、定期的に通うようになる。(40代/男性/個人事業主)
できることなら行きたくない、という皆さんの悲痛な叫びが聞こえてくるような回答が集まっています。痛くなるまで行かない、という人もいますが、虫歯は悪化するほど治療も長引く可能性があるものです。また、1本治療しに行くと他の虫歯も発見されてしまい、長く通院する羽目になることもあり得ます。定期的にチェックしたほうが良いのはわかっているけれど、行きたくないのでお手入れに気を配るという人もいますが、自己流でのケアはおのずと限界がありそうです。こうした歯医者さんへの恐怖感・忌避感を払拭するにはいったいどうしたらよいのかが悩ましいところです。
定期検診を受ける人も3分の1・そのメリットは?
続いて2番目に多かったのは「定期的に通っている」という意見で33パーセント、以下「冷たいものがしみたり違和感を覚えた時」「歯の一部が黒くなっているのに気づいた時」が同数となっています。
・一度大きな虫歯ができて治療が長くかかって以来、定期的に検診を受けるようになりました。それからは虫歯が出来ても軽度のものなので治療もすぐ終わります。(30代/女性/正社員)
・歯医者に3ヶ月ごとに通っています。定期的に歯のチェックとクリーニングをしてもらっています。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・定期的には行く気になれないが、違和感を覚えたら早めに行った方がいいと思うから。(10代/女性/学生)
・痛みもなく、歯が空洞になって割れた事がありました。歯の隙間から虫歯になったようで、何度か治療しましたが差し歯になりました。定期的に行くのがベストなんですが、自分で確認するようにしています。(30代/男性/正社員)
定期的にチェックに通っていれば虫歯の早期発見も可能です。早期なら重症化した場合に比べて治療も早く済みますから、むしろ歯医者が苦手な人こそ定期検診は必要といえそうです。
また、ほんのわずかでも違和感があれば歯医者に行くきっかけになりそうですが、虫歯が痛みもなく進行し気づいたら重症になっていた、というコメントもあります。自覚症状だけにたよるのは危険といえるでしょう。
歯医者さんを「治療」というより「予防」に利用する
今回のアンケートでは、痛くなるまで行かないという人が半数を超える一方、定期的に通っている人も3人に1人、という結果になりました。大嫌いな歯医者に行かないためには虫歯を作らないことが必要ですが、虫歯を作らないためには定期検診を受けることが大切です。定期健診ではクリーニングをセットにしている医院もあり、歯磨きで取りきれない汚れも取り去ってくれるので予防効果のアップが期待できます。歯医者さんを治療の場ではなく予防の場と思えば、あるいは高く思えていた敷居も低く感じることができるのかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年07月12日~2018年07月26日
■有効回答数:100サンプル