そこが知りたい!歯を健康に保つために大切なこととは?
監修者情報
- 国際インプラント学会認定医
- 国際口腔インプラント学会
- 顎咬合学会認定医など
はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。
「8020運動」が推奨されるように、私たちにとって歯は大変貴重な存在です。しかし、虫歯や歯周病といった、お口のトラブルに悩む人は少なくありません。それを防ぐためには、日頃からのケアが大事ではないでしょうか。そこで、日常の歯のケアで大切なのはどのような点かについて、男女100人のみなさんを対象にアンケートを取ってみました。
【質問】
日常の歯のケアで気をつけていることはなんですか?
【回答数】
コーヒーや紅茶を飲むのを避ける:25
炭酸飲料を避ける:20
甘い飲み物を避ける:47
冷水ではなく常温の水を飲むようにする:8
最も多いのは甘い飲み物を避ける!口にした後の対処も大事
アンケートの結果、「甘い飲み物を避ける」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・甘い食べ物よりも飲み物のほうが砂糖が多くて虫歯になりやすいから(20代/女性/正社員)
・甘い飲み物は、虫歯になりやすいとよく聞くからです。実際、甘い飲み物をよく飲んでいた時期は歯が痛くなることが多かったです。(20代/女性/学生)
・甘い飲み物を飲んでもそのあと必ずお茶や水を飲むようにしている。(30代/女性/派遣社員)
・甘いジュースなどはあまり飲まないです。 歯のケアとしてだけではなく太らないようにというのもあります。(40代/男性/正社員)
「甘い物」といっても、食べ物よりも飲み物のほうが虫歯になりやすいようです。甘い飲み物の飲み過ぎで歯痛を経験した人もいますよね。ただし、甘い飲み物を飲んだ後に、お茶や水などでカバーする方法があることもわかりました。さらに、甘い物を控えることにより、虫歯予防だけでなく、体型維持に役立つとの意見も見て取れます。甘い食べ物や飲み物は身近な存在ですが、それらを避けるだけでなく、飲食後の対処が重要だとわかる結果になりました。
飲み物の種類や温度!飲料を口にするときの注意点はそれぞれ
アンケートの結果、「コーヒーや紅茶を飲むのを避ける」に次いで「炭酸飲料を避ける」「冷水ではなく常温の水を飲むようにする」の順となりました。
・コーヒーや紅茶を飲むと、歯が黄ばむと思ってあまり飲まないようにしています。(20代/女性/学生)
・差し歯の色が変色してしまうので、極力飲まないようにしています。(30代/男性/個人事業主)
・炭酸飲料は歯を溶かすイメージがあるので、小さいころからあまり飲ませてもらえず、今も飲む習慣がありません。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・よく冷えた飲み物を飲むと、たまに歯が痛くなることがあるので気を付けている。(60代/女性/専業主婦(主夫))
コーヒーなど、色の濃い飲み物の摂りすぎは、歯が変色する原因になるようです。特に、治療済みの歯への影響が大きい様子がうかがえます。炭酸飲料の回答者からは、炭酸飲料は歯を溶かすといった意見が多く見られました。ただし、幼少時から飲まない習慣付けができていると、炭酸飲料がなくても苦痛にならないのかもしれません。また、よく冷えた水は歯痛の原因にもなるとの体験も寄せられています。それを防ぐには、常温の水を摂ることがポイントだとわかりました。飲み物の種類や温度、飲料を口にするときの注意点は個々によって異なりますが、自分で納得して取り組むことが大事だといえるようですね。
大切な歯を守るためにも日頃の食生活を見直そう!
回答者の約半数が「甘い飲み物を避ける」を選んだことに注目されます。甘い飲み物は手軽に摂取できるだけに、それを控えることが大きな課題かもしれませんね。歯だけにとどまらず、生活習慣病予防のためにも日頃の食生活は大切だといえるようです。もちろん、着色しやすい、よくない成分が含まれる飲み物を控えることも大事ですよね。歯に刺激を与えないためには、飲み物の温度にも注意が必要かもしれません。自分や家族の大切な歯を虫歯などから守るにも、これを機に、日頃の食生活を見直してはいかがでしょうか。