末永く歯を健康に保つために!悪い影響を与える生活習慣は?
監修者情報
- 国際インプラント学会認定医
- 国際口腔インプラント学会
- 顎咬合学会認定医など
はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。
歯は食事をするうえでとても大切です。一般的に加齢とともに少しずつなくなってしまうものですが、できるだけ長く自分の歯を保ちたいと思う人も多いのではないでしょうか。歯の健康には生活習慣が密接に関係していると考えられています。そこで、今回はみなさんが「歯の健康に悪い影響を与えると考えている生活習慣」についてアンケートをとってみました。
【質問】
歯の健康にマイナスの影響を与えるのは何だと思いますか?
【回答数】
甘いモノを食べる:57
辛いモノを食べる:0
お酒を飲む:1
タバコを吸う:29
食事中あまりモノをよく噛まない:13
甘いモノを食べると虫歯になりやすい!?原因まで知っている?
アンケートの結果、「甘いモノを食べる」が最も多い結果となりました。
・小さいころから親にそう言いつけられて育ってきました。また、糖分が虫歯菌の栄養源になると聞いたこともあります。(20代/男性/個人事業主)
・甘いモノは虫歯の原因になるので、健康にマイナスの影響をと考えたからです、(30代/女性/個人事業主)
・甘いものを食べると、虫歯になりそうな気がするからです。他にも歯に影響を与えるものはあると思いますが、昔からそのように言われて育ったので、いまだに甘いものが一番悪いのではないかと思っています。(40代/女性/正社員)
・甘いものに含まれる糖分により虫歯菌が増殖し、虫歯菌が酸を出して歯を溶かすから。(50代/男性/個人事業主)
ほとんどの回答者が「糖分は虫歯菌のエサになる」ということを意識しているうえ、老若男女を問わず、その知識があるのも特徴です。ただし、回答者によって「なんとなく聞いたことがある」という人と「詳しい原因にまで言及している人」とで、知識量に大きな差があることがうかがえます。この原因としては、親や学校などから「歯磨きの重要性」について習っているからでしょう。子どものうちに教えられる知識なのでほとんどの人が知っているうえ、人によっては記憶があいまいで「なんとなく知っている」という状態になっていると考えられます。
ヤニ汚れは不健康そうなイメージを与えてしまう?
アンケートの結果、第2位は「タバコを吸う」になりました。以下、「食事中あまりモノをよく噛まない」、「お酒を飲む」と続き、「辛いモノを食べる」を選んだ人はいませんでした。
・タバコを吸っている方は歯が黄色になっていることが多く、歯に栄養が行かないと考えるからです。(30代/男性/個人事業主)
・たばこのヤニによる色素の付着が一番わかりやすく出ると思うからです。(20代/女性/正社員)
・噛まないと唾液が出にくいため、歯周病とかになりやすくなると聞いた事があるから。(40代/女性/正社員)
・お酒を飲むと、おつまみも一緒に食べるので、しかも歯に絡みつきそうなおつまみが多そうなので歯に悪そうです。また、お酒そのものも歯に良くなさそうです。(40代/男性/個人事業主)
「タバコを吸う」を選択した人の多くが、虫歯などの直接的な被害よりも「見た目」を意識していることがうかがえます。タバコを吸うとヤニによって歯が黄色くなってしまい、見た目からして不健康そうなイメージを与えてしまうのでしょう。また、第3位の「食事中あまりモノをよく噛まない」については、噛むことで分泌される唾液によって虫歯菌が出す酸を薄める効果があるのを知っている人が選択しているようです。「お酒を飲む」を選択した人は、お酒そのものよりもおつまみが歯の健康にとってよくないことを意識していることがわかります。
わかっていてもやめられない?適度な量を心がけよう
アンケートの結果、甘いモノやタバコといった一般的にストレスの発散に効果的だと考えられている行為を選択している人が多い結果となりました。スイーツやタバコはついつい食べ過ぎたり、吸い過ぎたりしてしまいがちですが、どちらもやり過ぎは健康によくありません。ほとんどの人が知識としては知っているのですが「わかっていてもやめられない」というのが実情でしょう。過度な摂取制限は、かえってリバウンドしてしまう恐れもあるので、適切な量を保って摂取するように心がけてみてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年07月05日~2019年07月19日
■有効回答数:100サンプル