親知らずがある人必見!どのような対処法が理想的?
監修者情報
- 国際インプラント学会認定医
- 国際口腔インプラント学会
- 顎咬合学会認定医など
はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。
ストレスのない食事をするために「歯」は大切な存在ですよね。丈夫な歯をつくるには日頃のケアは欠かせません。しかし、場合によっては、歯科医での治療が必要ではないでしょうか。その一例として「親知らず」が挙げられます。親知らずを放置すると、いろいろな弊害が起きることが想定されます。そこで、親知らずがある人はどのような対処をしたのかについて、男女100人のみなさんにお話をうかがいました。
【質問】
【親知らずがある方に聞きます】どう対処しましたか?
【回答数】
洗浄と消毒:3
薬をもらう:2
歯を削る:0
歯を抜く:54
特に何もしない:41
歯を抜くのが望ましい!?虫歯対策や口腔内への影響を考慮
アンケートの結果では「歯を抜く」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・虫歯になってしまったからです。なくても問題ないので抜いてもらいました。(30代/女性/パート・アルバイト)
・虫歯になってからの痛みが強烈だと聞いていたので、苦しまないように抜歯した。(40代/男性/正社員)
・親知らずが歯茎からほほ肉に向かって生えてきました。歯医者に行きましたが、2回に分けて施術、1回目は親知らずを通常の位置へ動かしました。2回目通常の抜歯処理でした。(50代/男性/個人事業主)
・やはり抜歯が一番かと思われます。3本ある内の1本を抜歯しましたが、残り2本が時折痛みます。その際には痛み止めを飲みます。(30代/男性/正社員)
歯を抜いた理由として「虫歯」との関係を挙げる人が多いようですね。虫歯で痛い思いをしないためには、虫歯になる前に抜いたほうがよいかもしれません。親知らずを抜いても支障がないとの意見にも頷けます。むしろ、親知らずの生え方によっては、口腔内に悪影響を及ぼすこともわかりました。また、抜歯をするときは、全部抜くのではなく、個々の状態に合わせることが大事だと言えるようです。もし、親知らずを残した場合は、歯痛時の対策が必要なこともわかる結果となりました。
現時点では何もしない!ただし歯科医によるアドバイスも
次いで多かったのは「特に何もしない」、以降は「洗浄と消毒」「薬をもらう」の順となりました。
・痛みもなく、真っ直ぐ生えていて、日常生活に特に支障がないため。(30代/女性/個人事業主)
・痛くなったら抜いたほうがいいと歯医者さんで言われたが、まだ痛くないので。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・歯医者で相談したところ抜くことを勧められましたが、抜いた後にどのような不具合・悪影響があるかはわからないとハッキリ言われたため、抜かずに様子を見ることにしました。(40代/男性/派遣社員)
・大抵薬で痛みが治まる。歯医者さんも次に痛くなったら抜きましょうと言って、薬をくれます。(30代/女性/個人事業主)
親知らずの存在を確認しながら、特に対策していない人も少なくないようです。歯の生え方に問題がなく、日常生活への影響がなければ、現状維持でもよいかもしれませんね。痛みを感じてから抜く予定とのコメントも寄せられました。このように、積極的な対策をしないとはいえ、歯科医を受診する人も多いことや、抜歯が妥当だとわかっても踏み切れない人がいることもわかりました。また、抜歯に対する考え方は、痛み止めで対処する人のなかにも存在するようですね。しかし、生活のうえで不便な思いをする場合は、最終的に抜歯は避けられないのかもしれません。
口腔内をよい状態に保つためにも歯科医の受診が大切!
親知らずが生えるかどうかは人によって異なるほか、4本すべて生える人ばかりではないようですね。親知らずを抜くための判断として「虫歯」の存在が挙げられますが、ほかの歯や歯茎などに悪影響を及ぼさなければ、あえて抜く必要はないのかもしれませんね。ただし、自己判断は禁物です。親知らずの対処だけでなく、歯をはじめ口腔をよい状態に保つためにも、歯科医の診断は大きな鍵を握るようです。親知らずが生えている人はもちろんのこと、そうでない人も歯科医まで足を運んではいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年06月17日~2019年07月01日
■有効回答数:100サンプル