審美的なインプラントの症例3
このケースは、やはり根管治療中に歯根破折を生じ、抜歯に至ったケースです。インプラントのオペ後にセラミックで修復したケースですが、メインテナンス時に記録した口腔内写真ですが、どれがインプラントの歯だかわかりますか?
初台の内藤歯科:審美的インプラント症例3 - 骨粗しょう症とインプラント治療
今回は、根管治療中に歯根破折を起こし、抜歯に至った患者様のインプラント症例をご紹介します。インプラントの手術後にセラミックでの修復を行ったこの症例では、メンテナンス時に撮影した口腔内写真がありますが、どれがインプラントの歯か分かりますか?
症例の背景
この患者様は、骨粗しょう症の治療を受けていました。抜歯後、十分な骨が形成されないため、インプラントの実施が難しい状態でした。しかし、当院では、抜歯時に歯槽提温存術を行い、その後不十分な骨の量を補うために、GBR法(骨造成術)を駆使して、インプラント手術を可能にしました。
治療プロセス
- 歯槽提温存術: 抜歯時に歯槽骨の減少を防ぐ手術を行い、できるだけ多くの骨を保存しました。
- GBR法(骨造成術): 骨の高さを確保するための手術を通じて、インプラントの土台となる骨を整えました。
これにより、骨が不足している状況でも、インプラント治療が可能となりました。
完成後の確認
青い丸で示したのが、インプラントで製作したセラミックの歯です。自分の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになっています。
インプラント治療の可能性
この症例のように、骨粗しょう症のためにインプラント治療を諦めていた方でも、初台の内藤歯科では専門医が特別な手術を行うことで、美しく機能的な審美的な歯を提供することができます。
相談はお気軽に
インプラント治療に関するお悩みやご質問がある方は、ぜひ初台の内藤歯科にご相談ください。私たちがあなたの健康的で自信に満ちた笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
治療内容の説明
歯根破折により抜歯し、2本のインプラントによる修復を行いました。
治療期間と回数
23ヶ月
費用
102万円
想定される副作用やリスク
インプラント手術後、骨とインプラントが結合しないリスクが約5%程度あります。
記事監修
内藤歯科 院長 内藤嘉彦
出身大学
東京科学大学(旧東京医科歯科大学)
学会・資格
- 顎咬合学会認定医
- ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ)認定医
- ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ)認定医
- ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医
長年にわたり、世界10数カ国においてインプラント、歯周病、審美歯科の研鑽を積み、世界レベルの学会で専門医としての研鑽を継続しています。