審美的なインプラントの症例1
審美的なインプラント症例のご紹介【初台・内藤歯科】
渋谷区初台の内藤歯科では、審美的なインプラント治療を通じて、患者様の笑顔を取り戻すお手伝いをしています。今回は、他院での診断により抜歯が必要とされた症例で、当院でインプラント治療を行ったケースをご紹介いたします。
症例の概要
患者様は、歯根破折により抜歯が必要とされましたが、骨が不足しているためインプラント治療が難しい状況でした。しかし、インプラント専門医の当院へ紹介を受け、2本のインプラント修復を行いました。
治療結果
治療後の口腔内写真を見てみると、インプラントの歯がどれかを判断するのが非常に難しいことが確認できます。初台の内藤歯科の審美的なインプラントでは、機能性だけでなく、見た目も天然の歯と見分けがつかないほど美しく仕上げることが可能です。
治療のプロセス
治療完成後のレントゲン画像からは、上顎の奥歯2本にインプラントが入っていることが明確に確認できます。この患者様の場合、歯根破折によってインプラントに適した骨の量が不足していたため、GBR(骨造成手術)や上顎洞底挙上手術(ソケットリフト法)を行いました。
GBRとは、GBR(Guided Bone Regeneration)の略で、骨の量が不足している部分に新しい骨を作るための手術です。この手術は、インプラントをきちんと埋め込むために必要な骨の高さや幅を増やすために行われます。
また、上顎洞底挙上手術(ソケットリフト法)とは、
上顎洞底挙上手術は、インプラントを行うために必要な骨の高さを確保する手術です。特に上顎の奥の部分は、骨が薄いことが多く、インプラントの埋入が難しいことがあります。この手術では、次のようなことを行います。
- 上顎洞の位置を確認: まず、上顎の奥にある上顎洞(空洞)の位置を確認します。
- 骨を持ち上げる: その後、インプラントを埋める場所の骨を少し削り、上顎洞の底を持ち上げます。これにより、インプラントを埋め込むためのスペースを作ります。
- 骨を追加: 持ち上げたスペースに骨移植材を入れて、新しい骨が生成されるのを促進します。
この手術により、骨が不足していてもインプラントを安全に埋め込むことができるようになります。インプラント治療が成功する可能性が高まるため、安心して施術を受けることができます。
ではこのケースの完成後のレントゲンを見てみましょう。
上顎の奥歯2本がインプラントだということがわかりますね。
また、オペ前にはCT撮影を行い、上顎洞底挙上のPCシュミレーションを行っています。オペ時にはさらにガイデッドサージェリーにより、PCシミレーション通りにオペが成功いたしました。
ガイデッドサージェリーについて
ガイデッドサージェリーとは、正確にインプラントを埋め込むために特殊なガイドを使う手法です。この方法により、インプラント手術の精度が向上し、より安全に治療を行うことができます。
どうやって行うの?
事前の検査: まず、レントゲンやCTスキャンでお口の中の状態を詳しく調べます。これにより、骨の位置や形を把握します。
治療計画の立案: そのデータを元に、PC上でインプラントを埋める最適な位置や角度を計画します。
3Dガイドの作成: 計画した内容に基づいて、特別なガイドを作ります。このガイドには、インプラントを埋め込むための穴が開いています。
手術: 手術の際、ガイドを口の中に装着し、その通りにインプラントを正確に埋め込みます。
どんなメリットがあるの?
精度が高い: 正確な位置にインプラントを埋め込むことができるため、治療の成功率が上がります。
ダメージが少ない: 手術中の周囲の組織への影響が少なく、回復も早くなる傾向があります。
このように、ガイデッドサージェリーは、より安心してインプラント治療を受けられる方法です。
内藤歯科の強み
内藤歯科では、インプラントの専門医として、様々な骨造成手術を行うことで、一般的にはインプラント治療が困難とされるケースでも、審美的なインプラント修復を実現しています。患者様のお悩みやニーズに寄り添い、最高の治療結果をお届けします。
初台でのインプラント治療をお考えの方は、ぜひ内藤歯科にご相談ください。あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
治療内容の説明 | 歯根破折にて抜歯して2本インプラント修復した症例 | |
かかった期間,回数 | 3年6か月 | |
かかった費用、 | 100万円 | |
想定される副作用やリスク | GBRにて骨が造成しない場合はインプラントが適応できないこともある。 |
記事監修 | 内藤歯科・院長内藤嘉彦 |
出身大学 | 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)出身 |
学会・資格 | 顎咬合学会・認定医 |
ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ・認定医) | |
ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ・認定医) | |
ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医 | |
世界10数か国において、インプラント、歯周病、審美の研鑽 | |
世界レベルの学会で専門医の研鑽を続けています。 |