インプラントとは
インプラント治療とは、歯を失った患者さんに対して、人工の歯根を埋め込む治療方法です。初台の内藤歯科では、インプラント治療を行っていることを広く知っていただくために、この記事ではインプラント治療について詳しくご説明いたします。
インプラント治療では、歯を失った部位にチタン製の人工歯根を埋め込みます。歴史的には、1952年にスエーデンの、整形外科である、ブローネンマルク博士が、骨とチタンのボルトが結合することを、骨折の治療で偶然発見して以来ですので、もう70年以上経過してきました。この偶然の発見はその後歯科治療において応用されるようになり、実に多くの研究開発があり、様々な進歩発展を遂げてきました。
人工歯根は、顎の骨と結合し、しっかりと固定されます。その後、人工歯根に被せる人工歯冠を取り付けることで、自然な噛み心地と見た目を取り戻すことができます。これがインプラントが第3の歯とも呼ばれる所以です。
インプラント治療の最大のメリットは、他の治療方法と比べて非常に高い安定性と耐久性を持っていることです。通常の入れ歯やブリッジでは、周囲の歯に負担がかかることがありますが、インプラント治療では、人工歯根が顎の骨と結合するため、周囲の歯に負担をかけることなく、自然な噛み心地を実現することができます。さらに進んで周囲の歯の咬合力による負担を軽減させる役目も担うため、周囲の歯の延命にも役立つことがわかってきています。また、人工の生体材料ですので、決して虫歯になることはありません。歯を失う原因となる2大疾患は、虫歯と歯槽膿漏です。このうち虫歯に関するリスクはゼロとなるとなるので、これもインプラント治療の大きな強みです。
また、インプラント治療は、見た目にも非常に自然な結果を得ることができます。人工歯冠は、自然な歯の形状や色調に合わせて作られるため、他の人からはインプラントであることを気づかれにくく、自信を持って笑顔を取り戻すことができます。これが義歯(いわゆる入れ歯)との決定的な違いです。
さらに、インプラント治療は、咬合力の回復や顎の骨の維持にも効果的です。歯を失うと、咬合力が低下し、顎の骨も咬合力が加わらないので、廃用性萎縮を起こし、徐々に吸収されてしまいます。しかし、インプラント治療によって人工歯根が顎の骨と結合することで、咬合力を回復させ、顎に咬合力を伝えることにより、骨組織が賦活化されるため、骨の吸収を防ぐことができます。
インプラント治療は、一般的には2回の手術が必要です。まず、人工歯根を顎の骨に埋め込む手術を行います。その後、人工歯根が骨と結合するまでの期間を待ってから、人工歯冠を取り付ける手術を行います。手術は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんどありません。また、手術後の治癒期間も比較的短く、初台の内藤歯科のオペ時の電動麻酔や、CTシュミレーションによるガイデッドサージェリー等の高度先進システムにより、通常の抜歯と同程度の負担となっており、多くの患者さんが快適に治療を受けることができます。初台の内藤歯科ではさらに患者様の負担を軽減できる、1回法を取り入れており、通常手術は1回で済ませることが可能です。
ただし、インプラント治療にはいくつかの注意点もあります。まず、顎の骨の量や質によっては、インプラント治療が難しい場合があります。また、歯周病や全身疾患を抱えている場合も、インプラント治療が適さないことがあります。そのため、事前に歯科医院での診断や診断を受けることが重要です。初台の内藤歯科では、30年以上前から精密な診査診断および、オペのために術前のCT撮影および、ステント作成を行っており、日本国内のガイデッドサージェリー導入のの先駆けの一人です。精密な診断の上でインプラント手術の適否を決定いたしております。
インプラント治療は、歯を失った患者さんにとって、自信を取り戻すための有効な治療方法です。高い安定性と耐久性、自然な見た目を実現することができるため、多くの患者さんに選ばれています。初台の内藤歯科では、内藤歯科院長のオペ後30年経過のインプラント症例もあり、その高い安定性及び耐久性は実証済です。またその長期安定性に寄与するのが、インプラント部品のメーカーからの長期供給体制です。30年以上の経過は、毎年のメインテナンスが必要不可欠であり、また消耗部品は定期的に交換の必要があります。この部品の長期供給体制を維持できるのは、世界4大メーカーといわれる世界標準のメーカーの製品だけです。これも海外のインプラント学会の専門医である院長ならではのこだわりの一つです。
初台の内藤歯科では、インプラント治療に関する詳しい情報や相談を受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。