インプラントとブリッジにかかる費用は?それぞれの相場を詳しく解説
<保有資格>
- 国際インプラント学会認定医
- 国際口腔インプラント学会
- 顎咬合学会認定医など
<自己紹介>
はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。
大切な歯を失ってしまった際の治療方法としては、インプラントやブリッジなどが挙げられますが、それぞれは費用面で大きな違いがあります。
また、医療機関や保険適用の有無でも費用が変わるため、治療前に費用相場を把握しておきたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、インプラントとブリッジの費用相場を詳しく解説します。
「インプラントとブリッジの費用を比較したい」「それぞれの相場を把握してどちらにするか検討したい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
インプラントとブリッジの費用相場
医療機関や保険適用の有無で変わりますが、一般的なインプラントとブリッジの費用相場は下記の通りです。
・インプラント⇒300,000円〜400,000円
・ブリッジ⇒20,000円〜30,000円
保険適用で2~3万円で施術ができるブリッジに対して、インプラントは自由診療になるため、費用相場は30~40万円と高額です。
失われた歯を補うという点で双方は同じ施術ですが、インプラントは半永久的、ブリッジは約7年という寿命の長さで大きな違いがあります。
また、審美性においても、インプラントは天然歯とほぼ同等であるのに対して、ブリッジは金属部分が目立つというデメリットが挙げられます。
そのため、費用面を重視することはもちろん重要ですが、機能性や審美性も含め、さまざまな観点からどちらを選択するかを検討しましょう。
インプラントの費用相場(奥歯・前歯・全部・素材別)
インプラントは医療機関が自由に価格を設定できるため、設備や医師の技術、使用しているインプラントの種類により費用が変わります。
また、地域により相場が変わり、全国平均は1本あたり30~40万円ですが、首都圏では35~55万円が相場です。
ここからは、インプラントの奥歯、前歯、全歯、素材別の費用相場を詳しく紹介します。
奥歯
インプラントの奥歯1本にかかる費用相場は、30~40万円です。より詳細な内訳は以下の表をご覧ください。
奥歯のインプラントは、前歯とは違い骨が厚く構造がしっかりしていることから、インプラントを埋入しやすく、骨と結合したあとも安定して機能しやすい傾向にあります。
しかし、前歯のインプラント以上に注意を払わなければならない点は「噛み合わせ」です。
奥歯は、咀嚼する機能の中心を担う歯なので、インプラントと他の歯との噛み合わせをしっかりと設計・施術する必要があります。
噛み合わせへの配慮が不十分だと、治療後にトラブルを引き起こす可能性もあるので、信頼をおける歯科医師を選ぶことも重要です。
前歯
インプラントの前歯1本にかかる費用相場は、30~40万円です。より詳細な内訳は以下の表をご覧ください。
前歯のインプラントは口元の審美性を大きく左右する部位になるため、上部構造の製作費がやや高くなる傾向にあります。
また、前歯のインプラント治療は高度な技術が必要です。治療結果は歯科医師の技量で大きく変わるため、注意が必要です。
素材別
インプラントで使用される人工歯にはさまざまな種類があり、それぞれで特徴と費用相場が異なります。
人工歯で使用される素材の特徴や費用を考慮したうえで、自身の希望に合った素材を選択してください。
インプラント治療で保険が適用できる条件
インプラント治療は、原則として医療保険適用外です。
その理由は、インプラント治療は自由診療と呼ばれ、噛む機能や審美面の向上が目的と判断されるため、患者のニーズ以上の願望を叶える治療とみなされるからです。
しかし、下記の条件に該当する場合は保険が適用されるケースもあります。
・病気や第三者によって起きてしまった事故で顎骨を広く失ってしまった場合
・生まれつき3分の1以上の顎骨が欠損、または形成不全である場合
さらに、インプラント治療で保険が適用されるためには、以下の条件が整った医療機関での治療が必須となります。
・歯科または歯科口腔外科の医療機関であること
・歯科または歯科口腔外科で5年以上の経験がある、または3年以上のインプラント治療の経験がある常勤医師が2名以上配置されている
・当直体制が整備されている
・医療機器や医薬品の安全確保のための体制が整備されている
上記のように、保険が適用される特例もありますので、保険適用を希望される方は一度医療機関にご相談ください。
ブリッジは、保険適用内(1割〜3割)であれば欠損歯1本あたり20,000円〜30,000円で治療ができます。
審美性を重視されたい方には保険適用外のブリッジ治療があり、その場合はセラミック素材が使われることから、1本あたりの費用相場は50,000円〜150,000円となります。
ここでは、ブリッジ治療の保険適用内・保険適用外それぞれの治療費用の相場を解説します。
保険適用内のブリッジ費用相場
保険適用時のブリッジの費用相場は、欠損歯1本あたり20,000円〜30,000円です。より詳細な内訳は以下の表をご覧ください。
上記費用以外にも、半年に一度は被せ物や歯の間に溜まった汚れの除去におけるメンテナンス費用として、1,000円〜3,000円がかかります。
メンテナンスは必ずしも必要なわけではありませんが、ブリッジを長持ちさせるためにも半年に一度のメンテナンスをおすすめします。
保険適用外のブリッジ費用相場
審美性を重視し、保険適用外のブリッジ治療を行う場合の費用相場は、1本あたり50,000円〜150,000円です。
使われる素材で費用相場が異なってきますので、素材ごとの料金や特徴を紹介していきます。
ブリッジは、欠損した歯の部位などによっても費用が異なってきますので、保険適用外の素材を希望される際は、診療される医療機関に直接ご相談ください。
まとめ
大切な歯を失ってしまった際の選択肢としては、インプラント治療やブリッジ治療などがありますが、選択するうえで重要になるのが費用です。
長期的にみれば、インプラント治療は審美性が高く、他の歯に負担をかけないため耐久性が高い点が魅力です。
しかし、費用が高額であり、歯科医師の技術により差が出る点も忘れてはいけません。
一方でブリッジ治療は、保険適用内と保険適用外での治療が選択でき、保険適用内の場合はインプラントに比べて費用相場を抑えることができます。
保険適用外の治療法を選択した場合は、希望に沿った素材を選ぶことが可能です。
自身の経済的な事情とも相談しながら、最適な治療法を選択しましょう。
初台駅から徒歩1分のところにある「初台 内藤歯科」では、常に患者様を第一に考え、安心して治療を受けていただけるよう努めております。
国際インプラント学会認定医や顎咬合学会認定医など、さまざまな認定資格を有する院長が、患者様のお口のお悩みをお伺いし、不安を取り除いた上で治療を行います。
インプラントやブリッジを検討している方は、ぜひ一度「初台 内藤歯科」までご相談ください。